山本卓郎建築設計事務所
F-WHITE 2009
I-MANGO 2008
I-MANGO 2008
H-ORANGE 2006
H-ORANGE 2006
有名建築家のデザイン×ミサワホームの安心施工
山本 卓郎
Yamamoro Takuro
鉄筋コンクリート造、木造
住宅、個人向け音楽スタジオ、音楽ホール
30年以上経っても色あせない建物を目指しています。それは物理的に30年以上の月日に耐える建物というだけでなく、意匠や設計思想の面においても変わらぬ価値を保持し続けられるような建物を作ることを意味しています。意匠はどうしても時代ごとに流行の影響を受けやすいものですが、果たして数年で去ってしまう流行を追うことが何世代もの生活を支える住宅を設計する態度として正しいといえるのでしょうか。
逆に30年、つまり二つの時代ほどの年月が経っても設計思想が変わらず通用する建物であれば、それは100年後でも通用する、あるいは洋の東西を問わず通用する普遍性を持つ家と言えるのではないでしょうか。そういう建物であればこそ、年月による陳腐さ故に建て替える必要もなく、修理や改修をすれば100年後でも住み続けることが出来る筈だと考えています。30年後の人間にも胸を張って説明出来る、そんな建物を作りたいと考えながら活動をしています。
建築家に必要な能力は二つあります。一つはフロシキを広げる能力、もう一つはフロシキを畳む能力です。夢を見る能力と、それを実現する能力と言い換えてもいいかも知れません。建築家の個性とは、この二つの能力の量、質、バランスや方法論の違いが形作っていると私は考えています。
これから住宅を建てようと考えておられる方々にとって、建築家をどのように評価し、誰を選ぶかは切実な問題であり、不安も多く感じられることでしょう。そんな時、フロシキを大きく広げてくれそうか、一方でちゃんと畳んでくれそうかの二点に絞って一度考えてみることをお勧めします。判断と評価がシンプルになるだけでなく、自分自身の求めているものが何かも分かりやすくなるかと思います。
音楽が好きです。JAZZを中心に、60〜70年代のSOULやFUNKなどブラック・ミュージックを好んで聴きます。自分でテナーサックスを演奏することもあり、この辺りの音楽については一家言あるつもりでいます。
好きな映画は『TAXI DRIVER』『戦場のメリークリスマス』など、やはり音楽がいいものが好きなようですね。今までで最もスゴいと思った小説はガルシア・マルケス著『族長の秋』です。終わりと始まりの見えない、果てのない「世界」が文章的に仕組まれ、構築されていることに驚愕しました。
2009年
第10回 TILE DESIGN CONTEST 優秀賞「H-ORANGE」
2010年
DESIGN FOR ASIA 2010 銅賞「F-WHITE」
2011年
SMOKER'S STYLE COMPETITION 2010 佳作「H-ORANGE」
2012年
TIFF AWARD 2012 入選「World Trip」
『新建築住宅特集』2007年5月号
「H-ORANGE」
『新しい住まいの設計』2007年10月号
「H-ORANGE」
『CONFORT』2009年10月号
「I-MANGO」
『新建築住宅特集』2009年11月号
「F-WHITE」
『MODERN LIVING』2010年3月号
「F-WHITE」