
今回のシンポジウムは、TOTOギャラリー・間「西澤徹夫 偶然は用意のあるところに」の開催に合わせた、ギャラリー・間とAプロジェクト共催の記念シンポジウムです。
西澤徹夫さんはAプロジェクトとコラボした「ROOM907」の後、京都市美術館と八戸美術館をコンペで勝ち取り、現代建築のスターにのし上がりました。
その西澤徹夫さんに対して、金沢二十一世紀美術館をはじめルーブルランス、トレド美術館、ニューミュージアなどの美術館をコンペで勝ち取り、さらに世界中に大学、バビリオン、住宅などを作っている日本建築界のエース西沢立衛さんをお招きして、この先の見えない時代に求められる建築の行方をお伺いしようというのが狙いです。
そして、この時代の先端をひた足る二人を取り持つのが、茨城生まれで大阪育ちの日埜直彦さんです。あの建築界のビッグボス磯崎新さんと約10年間にわたってインタビューした軌跡は常人ではできない仕事です。日埜さんの鋭く本質を突くクリティークは建築界きっての逸材です。
このような三人がなぜ遭遇するようになったか、まさにタイトルが示す「偶然が必然になるとき」なわけですが、その結末は新宿NSビルのミサワホーム本社インテリアホールで決着をつけようという目論見です。
暑い夏がようやく癒え、くすぶり続ける頭をクリアにするためにもぜひ新宿NSビルにお越しください。
ミサワホーム Aプロジェクト室
室長 大島 滋
※(注)1,京都市美術館は青木淳さんとの共同設計です。
2,八戸美術館は浅子佳英さん、森純平さんとの共同設計です。
詳細は > こちら
2023年10月28日(土) 14:00〜