イベントレポートタイトル
日本バウハウス協会 講演「バウハウスと自然」
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未来を見通すことの難しい時代のいま、歴史を振り返り新たな可能性を見出すために、今回ミサワの歴史的文脈を反映したトランスヒストリカルなバウハウスのシンポジウムを企画しました。
バウハウスは、すでに100年以上前に設立され、わずか19年間の活動だけですが、どれだけ独創的で革新的であったか。
今なおわれわれの関わるデザインや建築の世界におおきな影響を与え続けています。

ゲストは、現代建築史の専門家であり日大教授の田所辰之助さんとあの建築家の後藤武さん。
まだまだ我々の知らないバウハウスの魅力をお二人に語っていただこうと思います。
くそ暑い夏でゆるゆるになった皆様の脳細胞をピリリと刺激するでしょう。
みなさまの参加を心よりお待ちしています。

Aプロジェクト 大島 滋
日時
2025年10月24日(金) 18:30〜20:30
会 場
新宿NSビル16階 ミサワホームインテリアホール
主 催
日本バウハウス協会
企画・監修
Aプロジェクト 大島滋
ライブ配信
ZOOM
申 込
会場参加:申込フォーム
ライブ配信@ZOOM:ZOOM
登壇者紹介
田所 辰之助(たどころ・しんのすけ)
日本大学教授
1962年生まれ。1986年 日本大学理工学部建築学科卒業、 1994年 同大学院博士課程後期単位取得退学。 博士(工学)[東京大学] 、一級建築士。専門は近現代建築史・建築論。著書(共著) に、 『ビフォー ザ バウハウス』 [共訳・三元社] 、 『近代工芸運動とデザイン史』 [思文閣出版] 、 『材料・生産の近代』 [東大出版会] 、 『20世紀の空間デザイン』 [彰国社] 、 『クッションから都市計画まで ヘルマン・ムテジウスとドイツ工作連盟』 [京都国立近代美術館] など。2023年日本建築学会賞(業績)[分離派100年研究会] ほか受賞。
後藤 武(ごとう・たけし)
建築家
1965年生まれ。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程単位取得退学。株式会社隈研吾建築都市設計事務所、慶應義塾大学環境情報学部有期専任講師、中部大学人文学部准教授を経て、2007年に後藤武建築設計事務所を設立。現在、同事務所代表取締役。一級建築士、博士(工学) 。2023年JIA優秀建築賞、第5回日本建築設計学会大賞、2021年日本建築学会著作賞ほか受賞。
ナビゲーター
鞍田 崇(くらた・たかし)
哲学者、明治大学理工学部専任准教授
1970年兵庫県生まれ。1994年京都大学文学部卒業、2001年同大学大学院人間・環境学研究科修了。博士(人間・環境学)。総合地球環境学研究所などを経て、2014年より現職。近年は、ローカルスタンダードとインティマシーという視点から、現代社会の思想状況を問う。著作に『民藝のインティマシー 「いとおしさ」をデザインする』(明治大学出版会 2015年)、『分離派建築会―日本のモダニズム建築誕生』(共著、京都大学学術出版会 2020年)、『民藝のみかた』(監訳・解説、作品社 2024年)など
鞍田 崇
鞍田 崇
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コンテンポラリー・モダニティ ― 現代建築家が紐解く近代建築の巨匠たち 「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」展 関連企画
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「寒波の襲来が去って、我が家の庭にも梅が咲き始め春の兆しが感じられる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしですか。


さて、この度Aプロジェクトでは3月から始まる国立新美術館での展覧会「リビング・モダニティ 住まいの実験1920s-1970s」展に参加します。展覧会期間中に3回連続のシンポジウムを開催することになりました。
今時代が大きく変わろうとするときに我々の暮らしや住まい方の変化も求められています。
今回の展覧会は日本の近代建築をけん引してきた岸和郎さんの企画によるものです。岸さんは数々の実績を作りながら様々な学校で教鞭をとりながら近代建築の研究にいそしんでまいりました。今回の記念シンポジウムは岸さんとAプロとで協議しながら下記の三人の建築家の方をお招きすることにいたしました。

一人目は、近代建築の巨匠といわれるコルビジェ研究の第一人者の富永譲さん。80歳を超える高齢者ですが今なお現役で数々の名作を残されていますが、コルビジェについての貴重な話は一聴に値します。

二人目は、今絶好調の西沢立衛さんです。実作品は言うまでもありません。最近では、大阪のグリーングリーンや香川県立体育館など今までの作風とは違ったデザインの建築が竣工しています。そんな西沢さんの建築家の研究も並々ならぬものがあり、新しい建築の発見が期待できます。

三人目は、安田幸一さんです。安田さんは、箱根のポーラ美術館や京都の福田美術館を設計されていますが、昨年は今回の展覧会でも展示されている土浦亀城邸の移築・復元を監修されました。月に二回の見学会は予約の取れないほどの人気を博しています。


今回のシンポジウムはなかなか接することのできない建築家の話を聞くまたとない機会です。明日への建築の希望につながるシンポジウムになることを願っています。
ぜひ皆様方の参加をお待ちしています。

Aプロジェクト 大島 滋
主 催
Aプロジェクト、ミサワホーム株式会社、国立美術館
企画・監修
大島滋[Aプロジェクト 室長]
会 場
国立新美術館 2E展示室内
東京都港区六本木7-22-2
申 込
申し込み不要
※着席(100席)分のみ当日1階・中央インフォメーションにて整理券を配布
モデレーター
岸 和郎(きし・わろう)
建築家、K.ASSOCIATES/Architects主宰、京都工芸繊維大学名誉教授、京都大学名誉教授、京都美術工芸大学大学院特任教授、UCバークレーおよびMITで客員教授を歴任、AIA Honorary Fellow、日本建築家協会新人賞、日本建築学会賞受賞など国内外において受賞多数
主な作品には日本橋の家(1992)、紫野和久傳(1995)、山口大学医学部創立50周年記念会館(1997)、ライカ銀座店(2006)、京都芸術大学望天館(2019)、新行政棟・文化庁移転施設(2022)など。各国より作品集多数出版
岸 和郎
岸 和郎
セミナー1
「ル・コルビュジエ」 富永讓(建築家)× 岸和郎
日時
2025年3月29日(土) 15:00〜17:00
登壇者紹介
富永 讓(とみなが・ゆずる)
1967年 東京大学工学部建築学科卒業、菊竹清訓建築設計事務所を経て、1973年 東京大学工学部建築学科助手、2002年より法政大学教授、現在名誉教授。主な受賞に、「ひらたタウンセンター(日本建築学会賞)」、「エンゼル病院(医療福祉建築賞)」、「茨城県営長町アパート(日本建築学会作品選奨)」、「八幡厚生病院(BCS賞)」等。主な著書に、『建築の構成から風景の生成へ』、『吉田五十八自邸/吉田五十八』、『ル・コルビュジエ建築の詩』、『ル・コルビュジェ─幾何学と人間の尺度 ─建築巡礼12─』、『近代建築の空間再読』等。
富永 讓
富永 讓
セミナー2
「ミース・ファン・デル・ローエ」 西沢立衛(建築家)× 岸和郎
日時
2025年4月18日(金) 17:00〜19:00
登壇者紹介
西沢立衛(にしざわ・りゅうえ)
建築家。横浜国立大学大学院建築都市スクールY-GSA教授。1966年 東京都生まれ。1990年 横浜国立大学大学院修士課程修了、妹島和世建築設計事務所。1995年 妹島和世と共にSANAA設立。1997年 西沢立衛建築設計事務所設立。主な受賞に日本建築学会賞、村野藤吾賞、藝術文化勲章オフィシエ、吉阪隆正賞、ベルリン芸術賞※、プリツカー賞※、高松宮殿下記念世界文化賞※。主な作品に、「金沢21世紀美術館」※、「十和田市現代美術館」、「ROLEXラーニングセンター」※、「豊島美術館」、「軽井沢千住博美術館」、「ルーヴル・ランス」※、「済寧市美術館」、「ボッコーニ大学新キャンパス」※、「ラ・サマリテーヌ」※、「シドニー・モダン・プロジェクト」※等。(※はSANAAとして妹島和世との共同設計及び受賞)
西沢立衛
西沢立衛
セミナー3
「土浦亀城」 安田幸一(建築家)× 岸和郎
日時
2025年5月17日(土) 15:00〜17:00
登壇者紹介
安田幸一(やすだ・こういち)
安田アトリエ主宰、東京工業大学名誉教授。1958年 神奈川県生まれ。1983年 東京工業大学大学院修了。1983─2002年 日建設計勤務。1989年 イェール大学大学院修了。2002─24年 東京工業大学准教授─教授。2002年 安田アトリエ設立。主な作品に、「ポーラ美術館」、「東京工業大学附属図書館」、「福田美術館」、「ポーラ青山ビルディング」、「土浦亀城邸 復原・移築等」。主な著書に、『ルイス・カーン研究連続講演会活動記録 今語り継がれるカーンの霊気(建築技術)』 等。
安田幸一
安田幸一
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