イベントレポートタイトル
「ポストコロナ―新しい時代に向かって」
新着情報
リーフレット

“目ヲ鍛ヘ、心ヲ養フ”

今回お招きしたのは、西澤徹夫さん、工藤浩平君、佐藤研吾君の三人の建築家。三人の現在の活動とその源泉(生き様)を探ります。
西澤徹夫さんはここ数年の間に、京都市美術館や八戸美術館など見ごたえのある大きな建築を立て続けに完成させましたが、彼の力量は大きな建物だけでなく、住宅や美術館の会場構成などの設計にもその才能が遺憾なくが発揮されています。

工藤浩平君は、西澤くんより10歳下ですが、秋田生まれで芸大で西澤君にもまれ、さらに卒業後SANNAで妹島、立衛の巨匠にもまれ、その修行の成果として、最近二つの住宅を完成させました。敷地が35㎡と61㎡の小さな敷地で小さな住宅でありながら住み手がいきいきと生活しているキラキラと輝いている住宅です。西澤君と工藤君の二人は秋田で小さな博物館のコンペに勝利し2年後の開館を目指しています。

佐藤研吾君は東日本大震災のあと、彼の友人で放射能の研究者の誘いで福島に通うようになり、約2年前から福島へ引っ越ししました。福島では、建築家として住宅の改修をしたり、家具製作をしたり、農家としては食べ物ではない植物の藍を育てたり、本屋さんやカフェを営んだりしながら、地域の人たちとつながりを持つような生活を始めました。

コロナが収まらず、ロシアのウクライナ侵攻がやまず、世の中がますます不安定な動きが増す中、しなやかでエネルギッシュに活動する三人の言葉はこの難局を乗り越えるヒントが散りばめられているに違いありません。

みなさまの参加をお待ちしています。

ミサワホーム Aプロジェクト室
室長 大島 滋

日時
2022年06月24日(木) 18:30〜20:30
会 場
オンライン(ZOOMウェビナー)+
ミサワホームインテリアホール(新宿NSビル16階) ※先着50名まで
登壇者紹介
西澤徹夫(にしざわ・てつお)
1974年 京都府生まれ。1998年 東京藝術大学美術学部建築学科卒業。2000年 同大学美術研究科建築専攻修士過程修了。2000-05年 青木淳建築計画事務所。2007年- 西澤徹夫建築事務所。現在、東京藝術大学、日本女子大学、東京工業大学、東京理科大学非常勤講師。
西澤徹夫
西澤徹夫
工藤浩平(くどう・こうへい)
1984年 秋田県生まれ。2005年 国立秋田高専卒業。2008年 東京電機大学卒業。2011年 東京藝術大学大学院修了。2012-17年 SANAA。2017年 工藤浩平建築設計事務所設立。現在、国立秋田高専、東京デザイナー学院、東京電機大学非常勤講師。主な受賞歴:2022年日本建築学会作品選集新人賞、JIA東北住宅大賞2021 住宅賞、日本建築家協会優秀建築選2020、日本建築美術工芸協会第30回AACA賞入選、日本空間デザイン大賞2019住空間部門銅賞。
工藤浩平
工藤浩平
佐藤研吾(さとう・けんご)
1989年 神奈川県生まれ。一般社団法人コロガロウ/佐藤研吾建築設計事務所主宰。インド・日本で開催する短期デザイン学校 In-Field Studio/荒れ地のなかスタジオ代表。福島県大玉村で藍畑を世話する歓藍社所属。同村では古書店「ころがろう書店」とコーヒー屋を運営。都市と農村を行き来するアートユニット・野ざらしのディレクター。
佐藤研吾
佐藤研吾
申 込
下記「参加のお申し込みはこちら」よりお申し込みください。
※ZOOMURLなど、改めて後日ご案内いたします。
※新宿NSビルでの聴講を希望された方は、後日聴講の可否のご連絡をさせていただきます。
※終了しました。
企業情報 このサイトについて プライバシーポリシー