イベントレポートタイトル
「過去・現在・未来をつなぐ建築のつくり方」
新着情報
リーフレット

今回の関西Aプロのシンポジウムは「過去・現在・未来をつなぐ建築のつくり方」 です。
建築がどのように作られるか、建築家の考える発想に対して構造家はどのように立ち向かうか。弱い建築と強い建築との違いは何か、などなど。建築家と構造家との協働の在り方について討議します。

ゲストは、若手建築家の服部大祐君と白須宏規君、そして構造家の金田充弘さんです。
服部君を選んだのは、もう彼は建築を作るのが好きで好きでたまらないというオーラが全身から飛び出しているからです。その彼の建築のスタンスは構造家との協働なんです。今年住宅建築賞を受賞した「深沢の家」もまさにウナギの寝床のような形状の敷地に、暗さや狭さを感じさせない、まさに建築と構造が一体になった住宅ですが、構造家との協働がうまくいったと語っています。

その建築家の発想に対して世界のARUPで約30年、百戦錬磨の構造家の金田さんに構造家がダイナミックな建築はどのように実現していくかを聞きだそうと思っています。

ナビは、地元出身で島用陽さんに学びこれからの関西の中心選手の白須宏規さんです。
白須さんの建築に対する思いは百科事典張りです。建築家と構造家との「協働」が持ち得る可能性についてリードしてくれると思います。

みなさんの参加をお待ちしています。

  ミサワホーム Aプロジェクト室
室長 大島 滋

日時
2023年11月16日(木) 18:30〜20:30
会 場
会場:先着50名 / オンライン:先着100名
ミサワホーム近畿インテリアホール
大阪市北区堂島2-2-2 近鉄堂島ビル13階
登壇者紹介
金田充弘(かねだ・みつひろ)
構造エンジニア|Arup/東京藝術大学 1970年東京生まれ。カリフォルニア大学バークレー校で建築デザインと構造エンジニアリングを学ぶ。1996年に同大学大学院を卒業後、ロンドンを本拠地とし世界の90以上の都市に事務所を展開するエンジニアリング・コンサルティング事務所 Arupに所属し、ロンドンと東京で設計活動を開始。レンゾ・ピアノのメゾンエルメスや伊東豊雄の台中オペラハウスなど話題の作品の構造設計を数多く担当。2007年より東京藝術大学美術学部建築科准教授、現在、同大学教授。
金田充弘
金田充弘
服部大祐(はっとり・だいすけ)
建築家|Schenk Hattori|1985年横浜生まれ。2008年慶應義塾大学環境情報学部卒業。2012年メンドリジオ建築アカデミー修士課程修了。2014年 Schenk Hattor(i アントワープ・京都)共同主宰。日本建築学会作品選集新人賞、東京建築士会住宅建築賞、京都建築士会藤井厚二賞など受賞。
服部大祐
服部大祐
白須宏規(しらす・ひろのり)
建築家|design SU建築設計事務所代表|摂南大学理工学部建築学科講師|上町荘代表 1979年京都府生まれ。2004年大阪市立大学大学院修了。 2006年より島田陽建築設計事務所勤務を経て2010年に独立。大阪市立大学、近畿大学、摂南大学非常勤を経て2019年より現職。
白須宏規
白須宏規
申 込
下記「参加のお申し込みはこちら」よりお申し込みください。
※締め切りました。
「偶然が必然になるとき」
新着情報
リーフレット

今回のシンポジウムは、TOTOギャラリー・間「西澤徹夫 偶然は用意のあるところに」の開催に合わせた、ギャラリー・間とAプロジェクト共催の記念シンポジウムです。
西澤徹夫さんはAプロジェクトとコラボした「ROOM907」の後、京都市美術館と八戸美術館をコンペで勝ち取り、現代建築のスターにのし上がりました。
その西澤徹夫さんに対して、金沢二十一世紀美術館をはじめルーブルランス、トレド美術館、ニューミュージアなどの美術館をコンペで勝ち取り、さらに世界中に大学、バビリオン、住宅などを作っている日本建築界のエース西沢立衛さんをお招きして、この先の見えない時代に求められる建築の行方をお伺いしようというのが狙いです。

そして、この時代の先端をひた足る二人を取り持つのが、茨城生まれで大阪育ちの日埜直彦さんです。あの建築界のビッグボス磯崎新さんと約10年間にわたってインタビューした軌跡は常人ではできない仕事です。日埜さんの鋭く本質を突くクリティークは建築界きっての逸材です。

このような三人がなぜ遭遇するようになったか、まさにタイトルが示す「偶然が必然になるとき」なわけですが、その結末は新宿NSビルのミサワホーム本社インテリアホールで決着をつけようという目論見です。

暑い夏がようやく癒え、くすぶり続ける頭をクリアにするためにもぜひ新宿NSビルにお越しください。

ミサワホーム Aプロジェクト室
室長 大島 滋

※(注)1,京都市美術館は青木淳さんとの共同設計です。
    2,八戸美術館は浅子佳英さん、森純平さんとの共同設計です。
日時
2023年10月28日(土) 14:00〜16:00
会 場
申込フォームからの申し込み順 100人
ミサワホームインテリアホール(新宿NSビル16階)
登壇者紹介
西澤徹夫(にしざわ・てつお)
建築家。京都工芸繊維大学特任教授。1974年京都府生まれ。2000年 東京藝術大学美術研究科建築専攻修士過程修了。2000-05年 青木淳建築計画事務所。2007年─ 西澤徹夫建築事務所。主な受賞に京都建築賞、日本建築学会賞、JIA日本建築大賞、AACA賞、毎日芸術賞ほか。主な作品に「東京国立近代美術館所蔵品ギャラリーリニューアル」(2012年)、「京都市美術館再整備事業基本設計・実施設計監修」(2019年、共同設計=青木淳建築計画事務所)、「八戸市新美術館設計(2021年、共同設計=浅子佳英、森純平)。
西澤徹夫
西澤徹夫
西沢立衛(にしざわ・りゅうえ)
建築家。横浜国立大学大学院建築都市スクールY-GSA教授。1966年 東京都生まれ。1990年 横浜国立大学大学院修士課程修了、妹島和世建築設計事務所入所。1995年 妹島和世と共にSANAA設立。1997年 西沢立衛建築設計事務所設立。主な受賞に日本建築学会賞、村野藤吾賞、藝術文化勲章オフィシエ、吉阪隆正賞、ベルリン芸術賞※、プリツカー賞※、高松宮殿下記念世界文化賞※。主な作品に、金沢21世紀美術館※、十和田市現代美術館、ROLEXラーニングセンター※、豊島美術館、軽井沢千住博美術館、ルーヴル・ランス※、済寧市美術館、ボッコーニ大学新キャンパス※、ラ・サマリテーヌ※、シドニー・モダン・プロジェクト※等。(※はSANAAとして妹島和世との共同設計及び受賞)
西沢立衛
西沢立衛
[モデレーター] 日埜直彦(ひの・なおひこ)
日埜建築設計事務所主宰、建築家。1971年 茨城県生まれ。大阪大学工学部建築工学科卒業。主な作品に「ギャラリー小柳ビューイングルーム」(2003年、JCDデザイン賞)、「横浜トリエンナーレ会場構成」(2008年、2011年、2014年)、visvim・TOGA ARCHIVESなどファッションブランドの店舗デザインを手掛ける。著書として『日本近現代建築の歴史(』講談社選書メチエ、2021年)、『戦後空間史』(共著、ちくま選書、2023年)など。国際巡回展「Struggling Cities: from Japanese Urban Projects in the 1960s」(2010年)監修。
日埜直彦
日埜直彦
申 込
下記「参加のお申し込みはこちら」よりお申し込みください。
※締め切りました。
「住宅の像が変わるとき」
新着情報
リーフレット

“もっといいすまいをつくろうよ”

風薫る五月。青葉の瑞々しい美しさ、また木立を抜ける風のなんと軽やかなこと。
このGWは、コロナの制約から解き放たれて、今まで経験したことのない苦しみを上回る喜びにあふれていました。皆様にとってもコロナ禍前とはずいぶん違った日常を過ごされたと思います。

さて、コロナ禍を経てわれわれの暮らしはいかに変化したでしょうか。在宅が多くなり、自宅で食事を作る機会が増えました。いままでただ寝るだけに帰る家と違って家族とコミュニケーションをいかにとれるようにするか、また、一人で寂しくしていた部屋にも花を生けたり、家具を買ったり、コロナ前との生活の改変が求められました。
考えてみると、「家の作り方」は誰も教えてくれません。ましてや今までだれもが経験した事のない時代に突入しつつあります。このような時代にどのように家を作っていったらよいか。

そんな先をゆくモデルの少ない時代に、今回二人の先駆者をお招きいたしました。一人は、2010年に建築界のノーベル賞といわれるプリッカー賞を受賞し、昨年、高松宮殿下記念世界文化賞を受賞された西沢立衛さん、そしてもう一方は、長野オリンピックや愛知万博のプロモーションを手掛け、無印良品のボードメンバーである日本デザイン界の重鎮、原研哉氏です。
お二人にとって、暮らしと住まいをよくすることは自らのお仕事と切っても切れない関係にあり少しでも生活の質を高め、豊かな暮らしを創造することを目指しています。
家は生活そのものであり、家がきちんとしないと文化も美意識も育たない。住まいの意識を高めることにより、窒息しかけている生活文化に新たな光を投げかけてくれます。

そして、もう一人の先駆者東大准教授の権藤智之先生をお招きいたしました。
先生は、絶えず冷静沈着な眼で物事を見、鋭い洞察力を発揮します。
先生は現在新建築誌で月評を担当されていますが、他の建築家と違って、奥の奥まで入り込んで批評します。先生の誘導により二人の考えを引き出しこれからの時代をどのようなところに着目したら活力ある「家」を作ることができるか、のヒントが得られればと思います。

こんな素晴らしい三人をお呼びできるなんてまさに夢のようです。
みなさんの参加をお待ちしています。
ミサワホーム Aプロジェクト室
室長 大島 滋

日時
2023年06月09日(金) 19:00〜21:00
会 場
オンライン 500人 + 会場先着 100人
新宿NSビル16階 ミサワホーム㈱インテリアホール
登壇者紹介
原研哉(はら・けんや)
デザイナー。武蔵野美術大学教授。一九九八年長野冬季五輪の開・閉会式プログラム、無印良品のアートディレクション、松屋銀座、蔦屋書店、MIKIMOTO、GINZA SIX、ヤマト運輸、Xiaomi等の仕事で知られる。一方で、「RE-DESIGN」、「SENSEWARE」「HAPTIC」「新先史時代・100の動詞」など、独自の視点での展覧会を企画・制作。また、住宅を産業の交差点と捉える「HOUSE VISION」や、外務省「JAPAN HOUSE」総合プロデュースを担当。近年は日本を探訪するwebsite「低空飛行」を展開し、新次元の観光に活動領域を拡大している。著書は「デザインのデザイン」「日本のデザイン」「白」「白百」「低空飛行」など。
原研哉
原研哉
西沢立衛(にしざわ・りゅうえ)
建築家。横浜国立大学大学院建築都市スクールY-GSA教授。一九六六年東京都生まれ。一九九〇年横浜国立大学大学院修士課程修了、妹島和世建築設計事務所入所。一九九五年妹島和世と共にSANAA設立。一九九七年西沢立衛建築設計事務所設立。主な受賞に日本建築学会賞、村野藤吾賞、藝術文化勲章オフィシエ、吉阪隆正賞、ベルリン芸術賞※、プリツカー賞※、高松宮殿下記念世界文化賞※。主な作品に、金沢21世紀美術館※、十和田市現代美術館、ROLEXラーニングセンター※、豊島美術館、軽井沢千住博美術館、ルーヴル・ランス※、済寧市美術館、ボッコーニ大学新キャンパス※、ラ・サマリテーヌ※、シドニー・モダン・プロジェクト※等 。(※はSANAAとして妹島和世との共同設計及び受賞)
西沢立衛
西沢立衛
[モデレーター] 権藤智之(ごんどう・ともゆき)
東京大学工学部建築学科准教授。一九八三年香川県生まれ。二〇〇六年東京大学工学部建築学科卒業。二〇一一年同大学院博士課程修了。日本学術振興会特別研究員、首都大学東京准教授、東京大学特任准教授を経て、二〇二二年四月より現職。専門は地域の住宅生産や変遷、超高層ビル、プレハブ住宅などの技術史。これまでに沖縄県、韓国、ベトナム、ラオス、シンガポールなどで住宅生産や建築生産の調査してきた。共著・編著に「箱の産業」(彰国社、二〇一三年)、「内田祥哉は語る」(鹿島出版会、二〇二二年)など。
権藤智之
権藤智之
申 込
下記「参加のお申し込みはこちら」よりお申し込みください。
※オンラインでの参加方法などは、改めて後日ご案内いたします。
※会場での聴講を希望された方は、後日聴講の可否のご連絡をさせていただきます。
※締め切りました。
企業情報 このサイトについて プライバシーポリシー